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売却活動開始にあたり-2 [住居・家具]

アカツメクサ
不動産仲介業者決めと並行して考えなくてはならないこととして、売却後の別の住処をどうするかということもあった。
次の場所を決めなくてはならない。
再び買うのか、それとも借りるのか。地域はどうするのか。戸建てなのか集合住宅なのか。
地域はどこにするのか。予算としてどのくらいを考えるのか。
さらに言えば、時期も決める必要がある。

分譲新築マンションや建売の一軒家を買うという選択肢は早々に落とした。
ごく短期で自分が気に入る物件に出会える保証はないし、購入するには不動産価格が高すぎる時期ではないかと感じているからだ。
中古マンション購入も選択肢から早々に消した。状態のいい築浅の中古マンションは高い。かと言って古い物件を買ってリフォームするのはかなり金がかかるし、何よりも業者選定からリフォーム完了までの時間もかかる。リフォームを考えるのは楽しいものの、忙しい時期に進める話ではないと思った。
中学生の頃からずっとマンションやアパートなどの集合住宅住まいで、宅配ボックスやセキュリティ面などでのメリットを感じていたので、一戸建てを借りるという選択肢もない。
そうなると賃貸ということになる。できれば住んでいる住まいと同等以上の設備(宅配ボックス、監視カメラ、エレベーター、エアコン、ウォシュレットなどなど)がある住処にはしたい。また別記事で書くが住んでいて不満な点がいくつかあったのでそれを改善できる物件がいい。

最終的に残った選択肢は新築または築浅の賃貸の集合住宅を借りるという道だった。
数年のつもりで手早く選び、そこが気に入ればそのまま住み続ければいいし、飽きたり気に入らなかったりすれば契約更新のタイミングで別の賃貸に住み替えればいい。もちろん賃貸であっても住み替えには引っ越しや手数料などで金はかかるが、買うときほどの決断力はいらない。子どももペットもいないし、誰かを介護しているとかもない。大家族と違って立場的には自由に動きやすい身なので、そのくらいの気楽さ加減で考えることとした。

こうして、賃貸物件探し(地域もこだわっていないので場所の検討も)、不動産仲介業者選定と契約、撮影と住み替えを念頭にした断捨離、マンション理事としての仕事、職場の期末進行などが重なり、2月終わりあたりから心理的にも時間的にもブログを書いているどころではなくなっていた。
(つづく)
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売却活動開始にあたり-1 [住居・家具]

シャガ
不動産仲介業者との契約にあたり、決めることがある。
売出し価格をどうするか、公開日や契約日をいつにするか、どのサービス(無償・有償)を使うかなどだ。
専属専任とか専任とか一般とか契約形態をどうするかということも決めないといけない。それぞれにメリットとデメリットがある。
また仲介手数料が当然ながらかかる。法的な上限として3%+6万円が定められているので、もしも3%で契約した場合1000万円で売却したら36万円が不動産仲介業者の取り分となる。5000万円なら156万円、1億円なら306万円だ。(これに加えて消費税がかかる)
仲介手数料は交渉次第で下がる場合もあるし、最初から低めの業者もある。

部屋の写真を載せるのか載せないのか、動画撮影をして載せるのか載せないのか、細かい点についても決めていく必要がある。
あまりにも汚れていたり不要な荷物が写り込んでいると、応募数は落ちるだろう。
しかしこちらも生活をしているわけで、しかも10年以上が経過した部屋だ。生活感のない綺麗なモデルルームのような写真にはならない。
すべての部屋を撮影して載せるケースは少ないようなので、一部屋物置部屋にしてそこは撮影対象とせず、写すべき部屋のみ小綺麗にして撮影してもらうこととした。

売り文句については不動産仲介業者が考えてくれる。
ただ、これは担当者の熱意やその業者のノウハウなどで全然異なってくる。
自分自身、周辺の相場を知るためにいろいろなサイトを覗いたが、同じマンションでA社仲介とB社仲介とで、全然情報量が違うケースが多々あった。
写真についても同様でたくさん掲載されているけど素人がスマホで撮ったのかなという写真があったり、写真が一枚もない物件もあったり。(写真がない物件は売り主がそう希望する場合もあるそうだが)

このあたりも、熱意はあるけど若年で頼りない人や、IT系に得意そうでない業者の場合は、ネットによる集客は期待しないほうがいいかもしれない。
とりあえず、いろいろと決めて不動産仲介業者と正式に契約したのが3月中旬のことだった。
(つづく)
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