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売却活動の経過-5 [住居・家具]

花
3件目の内覧予定日の数日前に、内覧キャンセルの連絡が入った。
他に見ていた案件が気に入ってそちらの本契約を行うこととなったとのことだった。
いい物件があれば契約に進めるのが当たり前なので、残念ではあるが仕方がない。
そういう意味では、こちらを先に見れば次の予定をキャンセルしてこちらに決めるという場合だってあるのだ。
不動産の売買は縁次第の面が大きいなと思う。

ちょうどそのころ第三者機関による売り物件の検査が入った。(入ったというか不動産仲介業者に依頼した)
売り主のいうとおりに問題がないのか、どこかに機能的な欠陥が存在しないのかなどをチェックしてもらうわけだ。
一箇所手を入れる必要があったが、致命的な問題ではないというレポートがあがってきた。
これでいつでも契約ができる状態となった。

不動産仲介業者から内覧キャンセルの連絡があって数日後。
これまで内覧をした2件とも、銀行のローン仮審査が通ってこちらを購入する意志があるとの連絡が入った。
不動産仲介業者いわく、早めにどちらか決めてくださいとのこと。
どちらにするかと言われても、どうしたものかというのが正直なところ。
これが例えばどちらかが不安を感じる要素が大きいとか、値引きの強い要請があったとかなら、落とす理由がある。
あるいは、すごく気に入ってその場で即決しようとしたというような情熱を感じたならそちらを優先するということもありえる。
しかし、そんなにわかりやすい理由が存在しているわけではない。
どうするべきか?

決め方としては概ね以下のいずれかのようだ。
1. 内覧先着順
2. 購入希望意志明確化先着順
3. 金額や引き渡し時期の(売り主にとっての)好条件順(値引きなしとか引き渡しをこちら都合に合わせてくれるとか)
4. ローン金額の少ない順(銀行本審査に落ちてNGになる可能性が低いため)

いろいろと考え、総合的に判断して片方に決めた。
その週末に買い主を交えて、不動産仲介業者のオフィスでさまざまな契約書にサインし、具体的に進めることとなった。
4月末のことだった。
(つづく)
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