ホトケノザ [雑感]
先月、これはホトケノザかなと思いながら、遠方だったためよくわからなかったままだったことがあったが、別の場所で改めてホトケノザを間近で撮ってみた。
北海道以外の日本全国で見られる植物で、日当たりのよい道端や田畑の畦などによく見られるようだ。
春の七草の一つの「ほとけのざ」とは別物とのことで、これは食用ではないそうだ。ほほう。
調べてみると、同じ時期に咲く、花の形がやや似ている植物として、ムラサキケマンがあって、こちらは有毒植物とのこと。日蔭で育ち花の色合いが濃いこと、ホトケノザの場合は花のすぐ下に葉っぱが取り囲むように出ているが、ムラサキケマンはそのような葉っぱがないことあたりが違いらしい。
あとホトケノザは10cm~30cmなのに対して、ムラサキケマンは30cm~50cmと高さも違う。
科としては全然違うのに、わりと似ている植物は多く、これもそういった一つのようだ。
低い位置で咲く上に、花の大きさがあまり大きくないため、それほど目立たない。
自分もまじまじと近くで見て写真を撮ったのは初めて。