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麗ちゃん [飲食・料理]

麗ちゃんのメニュー宮島へ行った翌日、東京へ戻る日に、新幹線に乗るために広島駅へと移動した。
せっかくなのでお好み焼きを食べて帰ることに。
駅ビルのアッセにはお好み焼き屋が何店舗も入っているゾーンがある。
これがまた空いている店、まあまあ客が入っているが昼時でも8割程度しか埋まらない店、行列ができている店とが綺麗なくらいに分かれる。
自分はアッセの店だと、必ず麗ちゃんに入るのだけど、正直ここ数年は並んでまではと入っていなかった。
久しぶりに並んでみた。左上の写真は並んでいる人に渡されるメニュー表。
30分弱待ったところで自分の番になり、カウンターへと案内された。
カウンター席は下のように焼いているところが見えるので、一人とか二人だとその方がおススメ。
お好み焼きお好み焼き

ここで大きく力説しておきたいことがある。
広島のお好み焼きに関するよくある間違いを声高に叫びたい。

× 広島のお好み焼きには普通中華麺が入っていてそれが特徴
麺類を入れて頼むことが多いが、中華麺に限った話ではなくうどんもポピュラーな存在だし、そもそも麺なしも写真の通りメニューにある。一番下の写真でも、麺が入っていないものが注文されて焼かれていることがわかると思う。
そもそも中華麺を使うのは、関西のモダン焼きだってあるし、広島のお好み焼きだけというような認識はちょっと違う。

× 広島のお好み焼きは広島焼きと呼ぶ
そんな言葉、地元では誰ひとり使わない。他地方の人が勝手に呼んでいるか、地元で使わないことは知りながらあえて他地方向けに使っているだけだ。
これがどのくらい地元出身者に違和感があるかというと、もんじゃ焼きを月島焼きと呼んだり、きりたんぽをごはんまとめ串と呼んだりするくらいちょっと変で聞いたことがない言い回し。東京近辺の人がそう言うことが多い気がする、この言い方。
チープな屋台とかでも「広島焼」と暖簾をかけて売っているのを見かけるがやめてほしい。

× 広島のお好み焼きには普通にカキが入っている
それってもんじゃ焼きに江戸前のアナゴが入っているとか、札幌ラーメンに北海道のラム肉が入っているとかというイメージで語っているレベル。もちろんメニューとしてはあるけど、決して地元でポピュラーな食べ方ではない。
店としては他地方の人狙いで作っているところも多いと思う。京風ラーメンみたいなものか。

× 鉄板の上で食べないと馬鹿にされる
テーブル席に鉄板が付いている店もあるが、場所的に全部が全部鉄板があるわけではないし、アツアツが好きな人が鉄板で食べるケースはもちろんあるが、決して鉄板の上で食べないと白い目で見られることはない。

さて、よくある間違った風説を全力拒否したところで、目の前のお好み焼きをいただく。
広島のお好み焼き
自分が頼んだのは、うどん・もち入り。(中華麺ではなくカキも入っていないし皿で食べているし食べているのは「お好み焼き」であって広島焼きという摩訶不思議な食べ物ではない)
美味いなー。

鉄板では次々とお好み焼きが作られていく。
広島のお好み焼き
ハフハフといただき、店を出た。

これで広島編はいったん終了。
残っているネタもいくつかあるが、またそれはたまにアップしていくつもり。
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